MSDNサブスクライバーでFile Transfer Managerが起動しない

MSDNサブスクライバーダウンロードのページで、ダウンロードボタンを押すと、
File Transfer Managerが起動してファイルが転送されるはずが、
今回ブラウザの通常のダウンロードが開始されてしまった。
File Transfer Managerでないと転送速度が著しく悪いので、回避方法を探してみた。

環境は以下のとおり。

Microsoftのサポートサイトに回避方法が載っている。

You cannot complete some downloads on the MSDN Subscriptions website

上記サイトによる回避方法は、

  1. IEで入手したい製品のMSDNサブスクライバーダウンドードページを開く。
  2. F12を押して、開発者ツールを開く。
  3. F8を押して、エミュレーション画面を開く。
  4. ドキュメントモードとして、9を選ぶ。
  5. ユーザーエージェント文字列として、Internet Explorer9を選ぶ。
  6. MSDNサブスクライバーダウンドードページのダウンロードボタンを押すと、File Transfer Managerが起動してくる。

ChromeでPDFファイルをAcrobatを使って開く

ChromeでWebサイトを閲覧中にPDFファイルへのリンクを開くと、Chrome組み込みのViewerで表示される。

いつもAdobe Readerで開きたい場合(英和辞書プラグインをインストールしているとか)は、
Chromeの設定を変えてやることで実現できる。

(マシンにAcrobat Readerがインストール済みであることが前提です)

  1. Chromeのアドレス欄に chrome://plugins と入力してEnter。
  2. Chrome PDF Viewerを無効に。
  3. Adobe Reader有効に。常に許可するにチェックを入れる(自己責任で)。

Wix.comで独自サブドメインを自前のDNSサーバーで設定する方法

Wix.comで特定のサービスや製品の紹介サイトを作りたいような場合に、
URLに手持ちのドメインサブドメインを使いたいという要求があるとする。
(独自ドメインの使用にはプレミアムサービスへの登録が必要)

以下の様な要求。

ドメインを自前のWindows DNSサーバーで管理していた場合の設定方法を書き記す。
(尚、Windows Server 2003の場合)

  1. [管理ツール]-[DNS]を起動する。
  2. 左ペイン[前方参照ゾーン]内で、今回お目当てのドメインを右クリックする。
  3. [新しい委任]
  4. [次へ]
  5. [委任されたドメイン]に追加したいサブドメイン(先ほどの例だと"niceapp")を入力して[次へ]
  6. [追加]
  7. [FQDN]にns1.wix.comと入力して[解決]。IPアドレスが解決されたら[OK]
  8. もう一度[追加]
  9. 今度は、[FQDN]にns2.wix.comと入力して[解決]。IPアドレスが解決されたら[OK]
  10. [次へ]で[完了]

DNSサーバーの設定はこれで終わり。

後は、Wix.comで、ドメインを登録すれば、niceapp.mydomain.co.jp(または、www.niceapp.mydomain.co.jp)で作成したサイトにアクセスできるようになる。
Wix.comでのドメインの登録方法は、Wixヘルプセンターで「ネームサーバーを使って独自ドメインを接続」などで検索してみてください。

シェルブ機能メモ

Visual Studio 2010 + Team Foundation Serverのシェルブ機能について。


開発中のソース。
サーバーに保存しておきたいけど、チェックインにはまだ早い。
そんな時に使う機能が、シェルブ


[ソース管理]-「保留中の変更をシェルブ」を選んで、
変更セットに適当な名前を付ければ、
開発中のソースがサーバーに保存される。
チェックアウトの状態はそのまま保持される。


他のマシンで取り出したいときは、アンシェルブ
[ソース管理]-[保留中の変更をアンシェルブ]を選んで、
取り出したい変更セットをアンシェルブすれば、
サーバーに保存されたソースが転送されてきて、
それぞれのソースは、元のマシンと同じようにチェックアウトされた状態になる。


変更セットはアンシェルブしてもサーバーに残されたままであり、
どちらかのマシンで「保留中の変更を元に戻す」をしても、
相手側のチェックアウトの状態まで元に戻されることはない。


また、アンシェルブできるのは、シェルブしたユーザーだけ。

Visual Studioが起動しない

Visual Studio 2010をいつものように起動しようとしたら、
こんなメッセージダイアログが出るだけで、起動しようとしない。

'-16'は、プロパティ 'Width' の有効な値ではありません。

面倒だがVisual Studioを再インストールしてみるも、それでもダメ。
答えは、レジストリだった。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\VisualStudio\10.0\MainWindow

に'-16'が入っていた。
これを、適当な1000とかにしたら、あっけなく治った。

Windowの表示位置を保存するデータなんだろうが、何かの拍子(マルチディスプレイ環境を行ったり来たりしてたから?)に狂ってしまったんだろうけど、
負数なら、0にするぐらいの気の利かせかたはあっても良いと思うなあ。

SQL * Plusでログインに失敗した際に再試行しないようにする起動時オプション

-L

デフォルトだと、ログインに失敗すると3回まで再試行が行われるが、

>sqlplus -L username/password@database

として起動すると、ログインに失敗した場合、即座にコマンドが終了する。
例えば、バッチ処理で起動していて処理を中断させたくないような場合に、有用。